いと難し |
微妙な色の差ですが、2種の革で作りました。6個と4個。
よく考えたら、部分的に漉いた革でお人形アイテム作った事ないですね?
小物はちょい厚の切りっぱなし一枚、その他は全て衣料革(厚さ0.5mm程)で作ってる筈です。
やっぱ漉いても難しい〜。
漉き屑です。表面(ギン)はそのまま、裏面(トコ)を削り取って薄くします。
上手く漉けたんだけどね。
最初右の革で4個作ってたんだけど、コシが強くてダメでした。
で、左上のに変更。出来たけどこれもちょい固めで、力技で乗り切った。
ミシンの名誉の為(笑)に書いておくと。
平に厚い分にはこんな感じに綺麗に縫えるんですよ。
(左/1mm前後の革を6枚重ね 右/衣料革を畳んで11枚)
挟める厚さならベニヤ板なんかも縫えます。やった事無いケド。
ただこういうトコが鬼門(ワイヤーなんか仕込んじゃったから余計に)
糸調子と送りが厚みの変化について行けません。
ある程度の大きさがあればまだいろいろ対処のしようがあるんですけど、
お人形アイテムは小さい距離にあれこれ集中するから。
パワーはあっても、その辺の難しさは平ミシンと全く同じ、です。
プロにお願いしてまるっと薄くする事も出来るんですけど、お願い出来ても0.8mm位迄、
かな? それ以下は嫌がられますし、「穴だらけになってもよければ」だったり。
綺麗にやって頂けても全然別のモノになりがち。
厚みも込みの風合い、質感なので、そのままに薄くはならないんです。
私のミシンや漉きの腕の未熟なのも多分にあるとは思うんですけど、
やっぱりどうも革を選んで作るしかなさそう。
黒は部分漉きでも上手く出来そうです。
黒を完成させて、革もの全部着けて撮影して(フードのは完成。ゴーグルがまだ。)
次こそ春らしいの作りたいんだよ!